樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

ほしい「原料・材料・素材・機械・加工・技術・環境ソリューション」を持つメーカーと、直接つながる / "Connect directly with manufacturers that provide the desired raw materials, components, machinery, processing techniques, technologies, or environmental solutions."

     

用語集

汎用プラスチック とは

汎用プラスチックとは、プラスチックの中でも約8割程を占める一般的な熱可塑性樹脂のプラスチックで、生活用品や工業製品などに大量に使われています。プラスチックの中では、価格的に安価であり、加工性が良く、量産性があり、耐熱性能が100℃程度の範囲という特徴があります。

また汎用プラスチックの中で、5大汎用プラスチックと世の中で多く呼ばれるプラスチックがあります。

上記5大汎用プラスチックの分類方法が一般的とは言われていますが、その他の分類方法説もあり、高密度ポリスチレンと低密度ポリエチレンを1つにまとめて、ABS樹脂を5大汎用プラスチックに加える説もあります。必ずといって分類に決まりがあるわけではない実情です。


▷ 汎用プラスチックの製品一覧はこちら


また、汎用プラスチックとエンジニアリングプラスチックスーパーエンジニアリングプラスチックを区別するには、一般的に耐熱性能で区別することができます。

  • 汎用プラスチック:100℃程度
  • エンジニアリングプラスチック:100℃〜150℃程度
  • スーパーエンジニアリングプラスチック:150℃以上程度


▷ エンジニアリングプラスチックの製品一覧はこちら


▷ スーパーエンジニアリングプラスチックの製品一覧はこちら

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-用語集
-

関連記事

lca cfp

樹脂プラスチックの耐熱性データ一覧表

以下に、主なプラスチック材料の耐熱性データをまとめた一覧表を示します。このデータは一般的な範囲であり、具体的な使用条件や添加物の影響により異なる場合があります。 主なプラスチック材料の耐熱性データ 材 …

lca cfp

高分子(high-molecular)とは

高分子とは分子量が大きい分子を全般的に指します。分子量が小さい小分子、小分子と高分子の中間的な位置にある中分子という言葉もよく用いられています。 ただし、分子量によって具体的に高分子が定義されているわ …

lca cfp

マイケル付加反応(Michael addition)とは

マイケル付加反応(Michael addition)とは米国の化学者Arthur Michaelによって提唱された求核付加反応です。α,β-不飽和カルボニル化合物に対して求核剤が付加する反応で、1,4 …

lca cfp

尿素ホルムアルデヒド樹脂(UREA-FORMALDEHYDE RESINS/ユリア樹脂/UF)

Contents1 物性2 合成3 市販のUF樹脂4 用途 物性 尿素ホルムアルデヒド(UF)製品(アミノプラストとも呼ばれる)は、高度に架橋された半結晶性熱硬化性プラスチックです。UF樹脂は、その高 …

lca cfp

ポリテトラメチレンアジペート・コ・テレフタレートとは

ポリテトラメチレンアジペート・コ・テレフタレートとはGSIクレオスによって販売されているPBATです。ポリブチレンアジペートテレフタラートとも呼ばれ、1,4-ブタンジオール(1,4-BD)、アジピン酸 …