樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

原料・材料・機械・加工・環境ソリューションまで、信頼できる企業とダイレクトに接続。/ Raw materials, machinery, processing technologies, and environmental solutions — all in one network.

     

化学用語 用語集

反応速度定数(reaction rate constant)とは

反応速度定数(reaction rate constant)とは化学反応が原系から生成系に向かう速度の指標です。温度や圧力が一定で、同じ溶媒での反応であれば反応速度は基質の濃度に依存して変化します。反応速度定数は一定の条件下において、反応基質の濃度と反応速度の関係を示す比例定数です。 

例えば、化合物Aが自然分解する場合に分解速度をvとするとv=k[A]という関係式が成り立ちます。放射線同位体の分解が典型例で、Aの濃度に比例して分解が進行します。この際のkが反応速度定数で、kが大きいほど分解速度が大きくなります。 

また、1分子のAと1分子のBから1分子のCが生じる反応では、Cの生成速度がAとBの濃度に比例します。この場合には反応速度=Cの生成速度をvとすると、v=k[A][B]と表記することが可能です。 

反応速度定数kは反応の活性化エネルギーと温度によって大きく変化します。アレニウスの式によって以下のように一般化が可能です。 
k=Aexp(-E/RT) 
Aは頻度因子などと呼ばれる定数で反応の性質によって決まります。Eは活性化エネルギー、Rは気体定数です。反応速度定数は反応速度の指標として有用で、合成速度を上げられるか、反応温度をどの程度にしたら良いかを評価するのに活用されています。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-

関連記事

lca cfp

けん化(saponification)とは

けん化(saponification)とはアルカリ性条件によってエステルを加水分解することです。石鹸の製造でよく用いられていて、油脂をアルカリによって加水分解することにより脂肪酸塩とグリセリンに分解す …

lca cfp

ポリベンズイミダゾール(POLYBENZIMIDAZOLE / PBI)

Contents1 ポリベンズイミダゾールの物性2 市販のポリベンズイミダゾール3 ポリベンズイミダゾールの用途 ポリベンズイミダゾールの物性 ポリベンズイミダゾールは、非常に耐熱性の高い複素環式熱可 …

lca cfp

リビング重合(living polymerization)とは

リビング重合(living polymerization)とは活性種が反応系において安定に存在する重合反応です。リビング重合出ない場合には活性種が反応系で停止反応を受けてしまい、自然に重合反応が止まり …

lca cfp

変性デンプンおよびデンプンベースのプラスチック(STARCH)

Contents1 物性2 市販のバイオプラスチック3 用途 物性 デンプンは最も豊富な生体高分子の1つです。それは完全に生分解性で、安価で、再生可能で、化学的に簡単に変更できます。したがって、デンプ …

lca cfp

SUS(Steel Use Stainless)

ステンレスを指す言葉。JIS記号からきた通称。