樹脂プラスチック材料協会

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用語集

プライマー(Primer)

プライマー(Primer)とは、下塗り塗料を指す言葉。被塗装物に対して塗料の接着強度を高める目的で使用します。

プライマーは、接着促進剤または化学架橋とも呼ばれ、基材と被着体の接着層として機能し、接着性を向上させます。

プライマーは主に接着が困難な表面、または湿気や熱に対する耐性に関して非常に高い要求がある用途において使用されることがあります。

あるプライマーのものには、高度に分散したシリカ酸が含まれ、表面を拡張して永久結合を促進するものもあります。

特定の接着剤と互換性のあるプライマーを選択し塗布することは、大抵の場合、基材への最適最良の接着性を達成するための最も適切な方法と言われています。

さらにプライマーは、基材に対して水または他の外部要素の侵入から表面を保護するバリア剤としても役立ちます。

なので、表面仕上げの耐久性と永久粘着性を大幅に向上させることができます。

プライマーは通常、コーティングを適切に乾燥させるため薄膜で塗布されます。そしてプライマーの接着時間を長くすくことによって、プライマーの塗布と接着プロセスは、一般的に異なるプロセスで行うことができます。

材料によっては、プライマーを塗布する前に、基材によっては「酸化前処理」が必要になる場合があります。

プライマーと架橋剤を混合することにより、基材への接着​​性とプライマーフィルムの凝集性を改善できます。一部の材料(PPなど)では、架橋剤を添加する必要があります。

プライマーを使用するメリット

  • 接着剤の普遍的な使用
  • 異なる素材・材料への接着
  • 厳しい要件を満たす密着性
  • 前処理段階の表層の保持・保護
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