樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

ほしい「原料・材料・素材・機械・加工・技術・環境ソリューション」を持つメーカーと、直接つながる / "Connect directly with manufacturers that provide the desired raw materials, components, machinery, processing techniques, technologies, or environmental solutions."

     

化学用語 用語集

けん化(saponification)とは

けん化(saponification)とはアルカリ性条件によってエステルを加水分解することです。石鹸の製造でよく用いられていて、油脂をアルカリによって加水分解することにより脂肪酸塩とグリセリンに分解する方法がよく用いられています。

アルカリとしては苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)が主流ですが、水酸化カリウムも利用される場合があります。油脂のけん化では必要な水酸化ナトリウムまたは水酸化カリウムの量をけん化価と呼びます。1gの油脂をけん化するのに必要なアルカリのmg数として定義されていて、油脂の脂肪酸エステル部位の数によってけん化価が変わります。

けん化はエステルのアルカリ加水分解という広い意味があり、石鹸の製造以外でも活用されています。ポリマー合成ではポリビニルアルコール(PVA)の物性を整えるのにけん化が活用されています。酢酸ビニルの重合によって合成したPVAを水酸化ナトリウム水溶液でけん化することにより、酢酸基と水酸基のバランスを調整することで物性を変えることが可能です。水酸基が露出した割合はけん化度と呼ばれていて、PVAの物性や品質を管理する指標として用いられています。一般的にはけん化度が高いほど年度と被膜強度が高くなりますが、水への溶解性が低下します。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-, , , , , , , , , ,

関連記事

lca cfp

モントリオール議定書(Montreal Protocol)とは

モントリオール議定書(Montreal Protocol)とはオゾン層の保護を目的として締結された国際条約で、「オゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書」が正式名称です。 モントリオール議定 …

樹脂プラスチックの硬度一覧比較表

以下は、代表的な樹脂プラスチック材料の硬度を比較した表です。樹脂の硬度は、用途や特性に応じて変わります。一般的には、硬度の測定にはショア硬度(Shore AまたはShore D)やロックウェル硬度が使 …

lca cfp

マルチブロック共重合体(multiblock copolymer)とは

マルチブロック共重合体(multibloc copolymer)とはブロック重合によって合成されるポリマーの一種です。オリゴマーやポリマーを単位として共重合するブロック共重合体の中で、ブロックが複数あ …

lca cfp

尿素ホルムアルデヒド樹脂(UREA-FORMALDEHYDE RESINS/ユリア樹脂/UF)

Contents1 物性2 合成3 市販のUF樹脂4 用途 物性 尿素ホルムアルデヒド(UF)製品(アミノプラストとも呼ばれる)は、高度に架橋された半結晶性熱硬化性プラスチックです。UF樹脂は、その高 …

【機械特性試験】引張強さ試験(JIS K 7113)

ダンベル型試験片を使い、荷重及び引張速度をかえて試験を行います。熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、強化プラスチックについて規定されています。 引張り強さ σ=F/A σ:引張降伏強さ、引張破壊強さ、規定ひず …