プレポリマー(prepolymer) とは、モノマーの重合もしくは縮合反応を途中段階でストップさせた中間材料です。このプレポリマーの状態は、ポリマーの前の段階であり、硬化剤を使うことで簡単に重合や架橋反応させることができます。この特性を用いて、ジアリルフタレート樹脂やウレタン樹脂系接着剤・シリコン樹脂系接着剤に使用されるケースがあります。
関連記事
-
-
樹脂プラスチックの粘弾性を比較する際に、各素材の特性(粘性、弾性、引張強度、伸び、ガラス転移温度、動的弾性率など)を考慮することが重要です。以下は、一般的な樹脂プラスチックの粘弾性特性を比較した一覧表 …
-
-
樹脂プラスチックの表面粗さの計測方法と機器 表面粗さの計測は、プラスチックや樹脂製品の品質管理に欠かせない工程です。表面の状態は、接着、摩擦、光沢、耐久性など、製品の性能に大きな影響を与えます。本記事 …
-
-
ポリスルフィド(POLYSULFIDES)とポリチオエーテル(POLYTHIOETHERS)-ポリメルカプタン(POLYMERCAPTANS)/ポリチオール(POLYTHIOLS)
Contents1 物性2 市販ポリエーテル、ポリスルフィド3 用途 物性 ポリチオエーテルとも呼ばれるポリチオールは、主鎖にメルカプタンまたはチオエーテル機能を持つ化合物です。それらは通常、硫化 …
-
-
融点とは、熱をかけることで固体物質が液体に変わる転移温度のことを指します。樹脂プラスチックの中で、一般的に融点が存在するのは高密度ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの結晶性樹 …
-
-
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)とは。特徴・わかること・原理・計算方法・欠点
ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)とは ゲル浸透クロマトグラフィー (GPC) は、高分子材料の分子量と分子量分布を測定するための分析手法です。特に、ポリマーの特性評価において、分子量の大きさが物理 …