樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

原料・材料・機械・加工・環境ソリューションまで、信頼できる企業とダイレクトに接続。/ Raw materials, machinery, processing technologies, and environmental solutions — all in one network.

     

化学用語 用語集

PHBHとは

PHBHとはポリ(3-ヒドロキシブチレート-コ-3-ヒドロキシヘキサノエート)(Poly(3-HydroxyButyrate-co-3-Hydroxyhexanoate)です。PHBHはPHA(ポリヒドロキシアルカノエート)の一種ですが、(R)-3-ヒドロキシ酪酸と(R)-3-ヒドロキシヘキサン酸のみをモノマーとして使用しています。

PHBHは共重合ポリエステルなので化学合成も原理的には可能ですが、カネカによって微生物による発酵生産方法が確立されたことで注目を浴びています。デンプンやセルロースと同様に生物が生合成する天然ポリマーとして製造が可能で、発酵後に抽出と精製のプロセスを経て利用できます。

海水に浸すと40日程度で完全に分解する海洋分解性プラスチックという点も注目されています。分解にコンポストや土壌を必要としないため、一般的な生分解性プラスチックよりも環境負荷が小さいのが特徴です。

PHBHは規制の厳しいEUでも食品容器の素材として認められ、カトラリーや食品容器包装材などとしての利用が進められています。持ち帰り用のスプーンやフォーク、ナイフなどに加え、ストローやマドラーにも利用されているプラスチックです。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-, , , , , , , ,

関連記事

lca cfp

ヘテロリシス(heterolysis)とは

ヘテロリシス(heterolysis)とはヘテロリティック開裂とも呼ばれる結合の開裂反応です。2つの原子間の共有結合が不均一に開裂することによって、電気的に中性の化合物からカチオンとアニオンが発生しま …

lca cfp

カチオン重合(cationic polymerization)とは

カチオン重合(cationic polymerization)とは重合反応の活性種がカチオンになっているイオン重合です。カチオン重合ではカチオンの活性種に付加反応を起こし、新たにカチオンを発生させるこ …

lca cfp

光延反応(Mitsunobu reaction)とは

光延反応(Mitsunobu reaction)は1967年に光延旺洋によって報告された汎用性のある求核置換反応です。水酸基を反応系中で脱離基として、酸性度が高い求核剤やアミンなどによる求核置換反応を …

lca cfp

エナンチオマー(enantiomer/鏡像異性体)とは

エナンチオマー(enantiomer)とは日本語では鏡像異性体と呼ばれる一対の分子です。平面構造は同一でも、一方の立体構造を回転や平行移動させただけでは他方に重ね合わせることができない関係のときにエナ …

lca cfp

樹脂プラスチックの難燃性規格まとめ(UL,IEC,ISO,DIN,EN,FMV,GB)

プラスチックの難燃性に関する規格は、材料が火に対してどれだけ抵抗できるかを評価するための基準です。以下に、主な難燃性規格をまとめました。 プラスチックの難燃性に関する主な規格 1. UL 94(アメリ …