樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

ほしい「原料・材料・素材・機械・加工・技術・環境ソリューション」を持つメーカーと、直接つながる / "Connect directly with manufacturers that provide the desired raw materials, components, machinery, processing techniques, technologies, or environmental solutions."

     

化学用語 用語集

クロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)とは

クロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)とは異なる二種類の分子を結合させる反応を全般的に指します。同じ種類の分子を結合させるのがホモカップリング反応と呼ばれるのに対し、ホモカップリング反応を起こさずに異種間での結合形成をするのがクロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)の特徴です。

クロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)の中でも特に有名なのが2010年のノーベル化学賞で取り上げられたパラジム触媒を用いるクロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)です。

これは異なる二種の分子にタグとなる構造としてハロゲンと金属をそれぞれ用意し、そのタグ同士の結合形成をパラジウム錯体によって触媒するのが特徴です。

例えば、鈴木ー宮浦カップリング反応ではハロゲン化アリールと有機ホウ素化合物を用いることで、ハロゲン、ホウ素の結合していた部分で異種間の新しい結合が形成されます。

ヘック反応のようにハロゲン化アリールとアルケン化合物を用いる設計になっていて化合物内に金属を必要としないクロスカップリング反応(Cross Coupling Reactions)もあります。

このように分子にタグを付けることによってホモカップリング反応を抑制しています。これによって意図している部分で結合形成をさせることが可能になったため、多様な分子の合成に応用されています。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-

関連記事

lca cfp

価電子数が6個のみで電荷を持たない炭素のカルベン

カルベン(carbene)とは価電子数が6個のみで電荷を持たない炭素、またはこのような炭素を持つ化合物です。カルベンには共有結合に関与している2つの軌道の他に2つの軌道があります。2つの共有結合に2電 …

lca cfp

揮発性有機化合物(VOC/volatile organic compounds)とは

揮発性有機化合物(VOC/volatile organic compounds)とは常温常圧で揮発性があり、大気中で気体になる有機化合物です。揮発性有機化合物にはトルエン、メタノール、アセトン、n-ヘ …

lca cfp

ヘテロ原子(heteroatom)とは

ヘテロ原子(heteroatom)とは炭素と水素を除くすべての原子を指します。ヘテロとはギリシア語で「異なる」という意味です。有機化学や高分子化学の分野では、慣用的に炭素と水素を除く非金属原子がヘテロ …

lca cfp

アイゾット衝撃試験とは

衝撃強さの値を調べるのに頻繁に使用される指標のこと。 通常、家電製品や車載部品、工業用部品に使用される樹脂製品やプラスチック部品において、その製品や部品の素材そのものの強度評価が行われています。 例え …

lca cfp

脆化(ぜいか)温度-brittle(ness) temperature/brittle pointとは

脆化(ぜいか)温度[brittle(ness) temperature / brittle point]とは、脆化点ともいわれ、一般的にプラスチックを低温環境にさらし、脆性破壊が起こる限界温度のことを …