樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

原料・材料・機械・加工・環境ソリューションまで、信頼できる企業とダイレクトに接続。/ Raw materials, machinery, processing technologies, and environmental solutions — all in one network.

     

化学用語 用語集

脂肪族(Aliphatic)とは

脂肪族とは炭素のみによって構成される鎖状の骨格を持つ化合物です。最小の脂肪族はメタンで炭素1つから成っています。脂肪族炭化水素にはエタンやアセチレン、プロパンなどのさまざまな化合物があります。

環状化合物は炭素だけで構成されていても脂肪族ではありませんが、直線状ではなく枝分かれをしている骨格でも炭素だけで構成されていれば脂肪族です。脂肪族は炭化水素である必要はありません。カルボン酸やアルコール、アミドやアミンなどの置換基を持っていても脂肪族です。

ただし、基本骨格にヘテロ原子が含まれていてはならず、酸素が含まれていたらエーテルやアルコール、エステルなどに分類されます。

不飽和結合が含まれている場合にも炭素による鎖状骨格を持っていれば脂肪族です。二重結合を持つ脂肪族のエチレンやプロピレンは単独重合によってポリエチレンやポリプロピレンの合成にも用いられている物質です。脂肪族炭化水素の重合によってできたポリマーも脂肪族ポリマーになります。

脂肪族化合物は原油や植物精油などに含まれていることが多く、燃料や香料として活用されています。また、生体内では脂肪族カルボン酸の脂肪酸がエネルギー源としても代謝や生理機能にも重要な役割を果たしています。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-化学用語, 用語集
-

関連記事

lca cfp

分子間力は静電相互作用によって制御される斥力・引力

分子間力(intermolecular force)とは分子同士に働くさまざまな種類の引力です。拡散によって接近した分子の間に分子間力が働くことで分子間反応が起きたり、複合体が形成されたりします。分子 …

lca cfp

σ結合(sigma bond)とは

σ結合(sigma bond)とは分子軌道理論によって定義された結合軸を持つ方向性のある共有結合です。2つの原子間で形成される結合の一種で、分子軌道関数による相互作用が結合軸に対して対称形になるのがσ …

lca cfp

ラジカル重合(radical polymerization)とは

ラジカル重合(radical polymerization)とはラジカル連鎖反応によってモノマーを重合させる方法です。ポリエチレンなどのアルケン化合物をモノマーとするポリマー合成で昔からよく利用されて …

lca cfp

光重合(photopolymerization)とは

光重合(photopolymerization)とは光の照射によって開始される重合反応です。主に短波長の紫外線の照射によって反応が開始され、モノマーの重合が進行します。光重合では光エネルギーの吸収によ …

lca cfp

芳香族(aromatic)とは

芳香族(aromatic)とは不飽和環状化合物でベンゼン環やヘテロ環などの種類があります。不飽和結合や窒素、酸素などの非共有電子対が共役することで、エネルギー的な安定化を受けている環状化合物なのが共通 …