樹脂プラスチック材料環境協会 / Resin & Plastic Materials Environmental Association

原料・材料・機械・加工・環境ソリューションまで、信頼できる企業とダイレクトに接続。/ Raw materials, machinery, processing technologies, and environmental solutions — all in one network.

     

用語集

樹脂プラスチックの耐熱性データ一覧表

以下に、主なプラスチック材料の耐熱性データをまとめた一覧表を示します。このデータは一般的な範囲であり、具体的な使用条件や添加物の影響により異なる場合があります。

主なプラスチック材料の耐熱性データ

材料使用温度範囲 (℃)ガラス転移温度 (Tg) (℃)熱変形温度 (HDT) (℃)メルト温度 (Tm) (℃)
高密度ポリエチレン (HDPE)-40 ~ 120-12575 ~ 85130 ~ 135
低密度ポリエチレン (LDPE)-60 ~ 90-11040 ~ 50105 ~ 115
ポリプロピレン (PP)-20 ~ 120-10 ~ -20100 ~ 120160 ~ 170
ポリスチレン (PS)-40 ~ 909575 ~ 100240 ~ 250
メタクリル樹脂 (PMMA)-40 ~ 100105 ~ 11590 ~ 100
ナイロン6 (PA6)-40 ~ 15050 ~ 60190 ~ 210215 ~ 220
ナイロン66 (PA66)-40 ~ 15060 ~ 70200 ~ 220255 ~ 265
ポリカーボネート (PC)-40 ~ 120145 ~ 150130 ~ 140
ポリエチレンテレフタレート (PET)-40 ~ 12070 ~ 8070 ~ 80250 ~ 260
硬質塩化ビニル樹脂 (PVC)-15 ~ 6080 ~ 8560 ~ 80
アクリロニトリルブタジエンスチレン (ABS)-40 ~ 100105 ~ 11090 ~ 100
ポリウレタン (PU)-50 ~ 8050 ~ 70
ポリイミド (PI)-240 ~ 300360 ~ 410290 ~ 315

注釈

  1. 使用温度範囲: 各材料が使用可能な温度範囲を示します。極端な温度では材料の性能が低下する可能性があります。
  2. ガラス転移温度 (Tg): アモルファス状態からゴム状状態に変わる温度であり、材料の剛性が大きく変わるポイントです。
  3. 熱変形温度 (HDT): 材料が一定の荷重下で変形し始める温度です。材料の耐熱性を評価する指標の一つです。
  4. メルト温度 (Tm): 結晶性ポリマーが溶融する温度です。アモルファス材料にはこの項目は適用されません。

この一覧表は、材料選定時の参考として使用でき、製品設計や製造プロセスにおける適切な材料の選定を支援します。

このページに掲載されている企業・商品・材料等情報は、当協会が各企業の公式ホームページに掲載されている情報等を収集した上で、掲載を行っております。情報を精査し正しい情報掲載をしておりますが、当協会がそれを保証するものではありません(情報に誤りがあった場合は、お問合せフォームよりご連絡ください)。また、各種引用元のデータの変更、追加、削除などにより生じる情報の差異について、当協会は一切の責任を負わないものとします。当協会は、当サイトの掲載情報から直接的、または間接的に発生したと思われるいかなる損害についても責任を負わないものとします。  

-用語集
-, , ,

関連記事

lca cfp

有機分子触媒反応(Organocatalysis)とは

L-proline 有機分子触媒反応(Organocatalysis)とは古くから化学反応の触媒としてよく用いられてきた金属を用いずに、有機分子を触媒として用いる反応です。 医薬品合成などの精密有機合 …

lca cfp

【射出成形】ヒケとボイドの不良原因と改善対策

ヒケ(sink mark)は、一般的に肉厚が厚い部分を有する成形品において、またはリブ、ボス、内部フィレットなどの場所で樹脂の収縮によって発生する局所的な表面凹み関する成形不良です。また、表面にヒケが …

lca cfp

【射出成形】焼けの不良原因と改善対策

樹脂焼け Contents1 焼け(Burn Marks)とは?2 射出成形品の焼け跡の主な不良原因と改善対策 焼け(Burn Marks)とは? プラスチック射出成形時の不具合に関して、焼けの問題は …

lca cfp

塩効果(salt effect)とは

塩効果(salt effect)とは反応系に塩を添加することで反応速度などが変化する効果を指します。中世塩効果とも言われ、イオン強度の変化による効果を第一種塩効果、共通イオン効果を第二種塩効果と分類す …

ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)とは。特徴・わかること・原理・計算方法・欠点

ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)とは ゲル浸透クロマトグラフィー (GPC) は、高分子材料の分子量と分子量分布を測定するための分析手法です。特に、ポリマーの特性評価において、分子量の大きさが物理 …